熱傷(やけど)

 

 

・患部を15分程流水で、十分冷やして下さい(このことによって、組織の熱による障害の広がりを抑えます)。

・水疱(水ぶくれ)が生じた場合は、破らず、水疱が大きいときは医療機関で処置を受けて下さい。

 

熱傷が広範に及ぶ時(広範囲熱傷)は、冷やさず、清潔なシーツ等でくるんで、救急車を呼んで下さい。

・広範囲熱傷とは、一般的には熱傷した広さが、その人の体の全表面積(熱傷体表面積)の10%以上のものを指します(小児の場合)。

 

・広範囲熱傷では、熱傷を広範囲を受けることによって血液中の血漿という成分が減少し、血圧が下がり、点滴で多くの水分を補わなければならような熱傷を言います。