赤ちゃんのスキンケアー
・赤ちゃんは生後二ヶ月頃までは、お母さんのホルモンの影響で、皮膚から脂がたくさんにじみだしてきます。ほおっておくと汚れが肌にたまり、これが皮膚のトラブルのもとになります。石鹸やシャンプーを使い、手で優しく洗いましょう。
・頭のかさぶた:しみ出た脂がこびりついて黄色いかさぶたのようになることがあります。脂漏性湿疹といいますが、ひどいときにはオリーブ油を塗ってふやけさせてからシャンプーして下さい。かさぶたが厚いときや、その下がただれているときは軟膏を処方しますから、指示どうり塗って下さい。
・赤ちゃんのニキビ:生後1−2ヶ月までの赤ちゃんの顔にできることがあります。石鹸でよく洗い、清潔にして下さい。
赤ちゃんの鼻づまり
・生後1−2ヶ月頃、鼻をつまらせたり、寝ぐるしそうにする事があり ます。赤ちゃんの鼻の穴は小さく、鼻の粘膜が敏感なので、ちょっとした気温の変化などの刺激で鼻みずがでます。また暖房で部屋が乾燥 すると鼻水がねばっこくなり、鼻くそになって鼻を詰まらせてしまい ます。
・暖房で部屋を乾燥しないように、加湿器を使いましょう。
・鼻水をスポイトで吸い取ったり、綿棒で鼻をそうじしましょう。
・お風呂の湯気は鼻の粘膜をしめらせてくれるでしょうし、お風呂で暖 まると鼻の粘膜の腫れもひくでしょう。
・こんな時はもう一度診察を受けて下さい。
*鼻水が汚い。鼻水が多くなった。
*ミルクの飲みが悪くなった。
*咳がでてきた。ゼイゼイしてきた。
赤ちゃんの便秘
・生後1ヶ月を過ぎると便の回数が減ってきます。2−3日おきでも規則的にやわらかい便がでて、ミルクの飲みがよく体重も順調に増えているなら、便秘とは考えなくていいのです。
・便がコロコロしていて、便をするとき苦しそうにするとか、肛門が切れたりするのを便秘といいます。
・砂糖水、果汁などを与えてみましょう。
・離乳食が進んでいれば、果汁や野菜を加えることが大切です。
・綿棒にオリーブ湯をつけて、肛門をくすぐってみましょう。
赤ちゃんの夜泣き
・生後3−4ヶ月頃からみられます。1才6ヶ月をすぎる頃になると、お母さんやお父さんを悩ますほどの夜泣きはほとんどなくなります。
・原因は、はっきりとはわかりませんが、脳の発達との関連があると言われています。
・夜ねるときに、軽く背中をさすったり、子守歌など聞かせるなど安心感を持たせ、それでも寝付かないときはだっこをしてあげましょう。
・お誕生近くの赤ちゃんでは、昼に十分な運動をしないと夜も目が覚めてしまいます。日中にもっと活動的な遊びをさせましょう。